みなさまこんにちは。PonkotsuPhotoです。
趣味として写真をやっているけれど、中々モチベーションが上がらなくて困ってしまった経験はありませんか?
私は何度もあります。
私はこの4月で写真歴17年目に突入しましたが、ここに至るまでに何度もモチベーションの低下を経験してきました。
うまくなりたいのに中々上達しない、撮りたいものが無い、撮影に行くのが億劫になるetc……
原因は色々あると思いますが、写真を始めたばかりのころのような、何を撮っても楽しい状態は常に維持できるわけではありません。本当は自然とやる気が持続すれば一番良いのですけどね。
それでもこうして写真を続けていられるのは、自分なりに写真と向き合い、色々と工夫をしてきたおかげだと思っています。
そこで今回は、私が写真のモチベーションを上げるために行ってきた方法3つ+番外編の方法を1つお話ししたいと思います。本記事を読むことで、みなさまのモチベーションアップの一助になれば幸いです。
それでは早速いきましょう!
①今まで撮ったことが無いものを撮りに行く
まず初めに紹介するのは、今まで撮ったことが無いものを撮りに行くことです。
私は「星」「ホタル」「ポートレート」などに挑戦しました。
自分が普段撮影しているジャンル内で撮ったことが無いものでもいいですし、全く別ジャンルでも構いません。(普段は風景だけどポートレートを撮ってみるなど!)
コツとしては、難しく考えないこと。今まで何となく興味があったもので構いません。
私の好きな某アニメのセリフで「何も考えずに走れ!」というセリフがありますが、まさにそんなイメージ。こういったときはまずやってみて、試行回数を稼ぐことが重要です。
そしてこれは心構えになりますが、失敗しても大丈夫という心持ちでいきましょう!
1勝9敗という言葉があるように、新しいことに挑戦すると大抵は上手くいきません。
それでも少しでも心惹かれたり、楽しいと思ったらぜひ続けてみてください。
私も初めて星景写真を撮った時は全くと言っていいほどイメージ通りに撮ることができず、悔しい想いをしました。それでも、そこから撮影方法を調べたり、他の方が撮った写真を見ている中で段々とモチベーションが上がっていった経験があります。
撮りたいものをうまく撮ることができない悔しさが初心を思い起こさせて、それが自然とモチベーションを上げる原動力になっていました。
②毎日カメラを持ち歩く
次に紹介したいのは、毎日カメラを持ち歩くということです。
人間の感情は長持ちしません。やる気にあふれた状態が長持ちしないように、やる気が無いという状態も、逆に言えば永遠には続きません。
特に写真を撮ることが楽しいと思ってカメラを始めた方なら、通勤中などにちょっとした風景を見て心が動き、「あ、今写真を撮りたい」という思う瞬間が来てもおかしくはないでしょう。道端の花、気になる裏路地、思いがけず赤く染まった夕焼けなど、世界は被写体に溢れています。
その時手元にカメラがあれば、自然な気持ちで写真を楽しむことができるのです。案外そういった瞬間に撮った写真こそ、自分の納得できる写真だったりするんですよね。
自分が撮りたいと思った時に写真を楽しむことはモチベーションアップにつながりますし、いい写真が撮れたのならより写真が楽しく思えます。
つまり、日常の中で自然とモチベーションが上がる瞬間を逃さないために、カメラを持ち歩くということです。しかし、その時手元にカメラが無ければ、せっかくのやる気が水の泡。
スマホのカメラでも良いのですが、できれば持ち歩きしやすい軽めの一眼カメラやコンパクトカメラが欲しいところ。高いカメラを買う必要はありません。私の場合は中古で買ったNEX-5Nという古いミラーレスカメラを持ち歩くようにしています。現在の中古価格は本体のみで約2万円です。
デメリットとしては新しいカメラを買う出費でしょうか。また更なるカメラ沼への誘惑も…(笑)
個人的にやってみて良かった取り組みではありますが、カメラの購入は計画的に!
③憧れの写真を見つける
もう一つ紹介したいのは、憧れの写真を見つけるということです。インターネットを探してみると、色々なところで、色々な人が撮った写真を見ることができます。その中で、自分がいいな、こんな写真に憧れるなと思った写真を見つけてみましょう。
SNSであれば、X(旧ツイッター)やインスタグラムはもちろん、PHOTOHITOやGANREFなどもおすすめです。もちろんカメラ雑誌などでも構いません。
憧れの写真を見つけられたら、次はその写真を研究してみましょう。その写真の構図、撮影された場所や時間、機材の情報、レタッチ方法などを可能な限り調べてみるのがオススメ。この時、自分でこの写真を撮るためにはどうしたらいいのか?と考えることが重要です。
なぜなら、「好き」という気持ちや「やってみたい」という気持ちは、行動を起こすための強い原動力になるからです。
私の場合は、カメラ雑誌を見ている内に好きになったカメラマンさんがいて、その方が写真を撮られた場所に、自分も行ってみたりしました。
またSNSで見つけた憧れの写真の影響でレタッチ(編集)の勉強にも挑戦しました。その憧れの写真を撮られた方が偶然レタッチ方法の動画を販売されていたので購入してみたのですが、これがとても良かったです。
個人的に、レタッチの勉強をすることはモチベーションアップにかなり効果があったと実感しています。理由としては、まず単純に自分の写真がより綺麗に仕上がることが楽しいからです。自分の撮った写真が憧れの写真に近づいていることを実感できれば、よりモチベーションも上がります。
また、いくらレタッチを頑張っても、結局は元の素材となる写真を上手に撮っていなければいい写真にはなりません。
私の場合は、「レタッチを頑張る」→「納得いかない」→「もっといい写真を撮らなければ!」→「撮影に行く」→「レタッチを頑張る」というポジティブループができていました。
レタッチをすることは、自分の写真を見つめ直すいい機会にもなります。個人的にはイチオシの方法です。参考までに私が購入したレタッチ動画のURLを載せておきます。
風景写真RAW現像・レタッチ攻略ガイド!ここは押さえておきたいLightroom ClassicとPhotoshopの基礎xicomart.com
番外編 思い切ってやめてみる
最後に番外編です。上記のことをやってみてもモチベーションがアップしなかった。また他の方のブログ記事やYoutubeの動画、知り合いの話などを聞いてもモチベーションが上がらない!という方向けの内容です。モチベーションを上げるという本記事の趣旨には背くため、番外編としてご紹介します。
それは、思い切って写真をやめてしまうことです。ただし、やめる場合でもいくつか段階を踏んでみてください。
例えば、初めは1週間カメラを触らない、写真を撮らないなど短いスパンで写真から離れてみる。その後、1ヵ月、3ヵ月、1年など期間を伸ばしてみましょう。
その期間でもしカメラを触りたい、写真を撮りたいと思うようになれば、モチベーションの低下は一時的なものだったと思ってもよいでしょう。
しかし、もしその期間で写真を撮りたいという気持ちが戻らないのであれば、やめるというのも一つの選択肢です。
私は、写真のいい所は歳をとっても続けられることだと思っています。スポーツなどと比べても、高齢からでも始められるいい趣味です。
つまり何が言いたいかというと、やめてしまってもまた戻ってくればいいのです。写真の門戸はいつだって開いています。一度経験したことは無駄にはなりませんし、次に再スタートを切る際は他の人より一歩リードした状態で始められます。
また機材に関しても、売ってしまえばある程度のお金が戻ってきます。初期投資が高い分それなりのリターンがあるのもカメラの良い所です。
やりたくないことを無理に続けるより、その時に自分が興味があるもの、関心のあるものに力を入れる方が良いと思いませんか?貴重な趣味の時間であれば、なおさらです。
今回の記事を読んでいただき、もしやめる決断をされた方もそれをネガティブに捉えず、自分の興味のある方向へ進んでみてください。
その上で、もしもまた写真の世界に戻ってくる決断をされることがあれば、私は両手をあげて歓迎します!
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回は写真のモチベーションを上げるコツ3選+番外編をお話ししました。
まとめると、以下の通りです。
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①今まで撮ったことが無いものを撮りに行く…初心を思い出してモチベーションUP!
②毎日カメラを持ち歩く…心が動いた瞬間、いつでも写真が撮れるように
③憧れの写真を見つける…自分の「好き」を原動力に。レタッチの勉強もオススメ
番外編 思い切ってやめてみる
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今回の記事が少しでもみなさまのモチベーションアップに役立てたのであれば幸いです。もしこの記事の方法以外で、みなさんが効果を感じたモチベーションアップ方法があれば、ぜひともコメント等で教えて下さい!
それではまた次回の記事で。PonkotsuPhotoでした。