ぽんこつ写真記

写真歴17年の筆者が、初心者にも優しく写真の楽しさをお届けします。

【初投稿】瀬戸大橋を望む景勝地、鷲羽山展望台!

はじめに

はじめまして。PonkotsuPhotoと申します。

本日からブログを始めていきたいと思います。私の趣味である写真撮影をテーマに、記事を見に来てくれた人に「役にたった!」と思ってもらえるようなブログを目指したいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

瀬戸大橋と鷲羽山展望台

では、記念すべき初投稿は撮影スポットの紹介です。紹介するのは、鷲羽山展望台。本州と四国を結ぶ、世界最大級の橋梁群である瀬戸大橋の撮影スポットです。

展望台のある鷲羽山岡山県の南部、倉敷市下津井に位置し、標高133mと小柄な山ながらも瀬戸内海を広く見渡すことができる景勝地です。晴れた日には対岸の四国まで目視することができ、写真撮影だけでなく、散策するだけでもとても気持ちのいいスポットとなっています。

まずは鷲羽山展望台の中で筆者が特にオススメする撮影スポットを4つ紹介させてもらい、その後で各スポットで撮影した作例を紹介します。

 

穏やかな瀬戸内海の情景。対岸には香川県坂出市が見えています

 

筆者オススメの撮影スポット

鷲羽山展望台にはいくつかの瀬戸大橋見物スポットがあり、どこから撮影するかで瀬戸大橋の表情も変わってきます。現地の観光案内看板でも6つのスポットが紹介されており、これらを巡ることで瀬戸内海と瀬戸大橋の全景を見渡すことが可能です。

そんな撮影スポットの中でも、筆者が特にオススメするスポットをご紹介します。

現地の観光案内板

筆者オススメの撮影スポット
筆者オススメその1 レストハウス前の展望デッキ

筆者オススメその1はレストハウス前の展望デッキです。この記事の一番はじめの写真もレストハウス前から撮影しています。所謂定番構図が狙えるスポットです。

撮影以外でもレストランや売店が併設されているため、休憩にも最適。レストランでは開放感のある大きな窓から、瀬戸大橋を眺めながら食事をすることができます。ただしレストランは昼間しか営業していないので、お食事も考えられている方は注意が必要です。売店は夕方17時30分まで営業しています。



 

筆者オススメその2 ビジターセンター途中の坂道

オススメその2はビジターセンターに向かう途中の坂道。石碑が置いてあり、少し開けたスペースになっています。定番構図よりも少し角度が付き、瀬戸大橋を見下ろすようなアングルです。

特にオススメの季節は秋。普段は爽やかな緑の木々ですが、秋になると一部の低木が紅葉します。この紅葉して低木を前景に入れることで、定石とは一味違う雰囲気の瀬戸大橋を撮影することができるのです。



筆者オススメその3 山頂

オススメその3は鷲羽山山頂です。鷲羽山は小さな山なので、一般の方でも登頂可能です。第二展望台の広場からも案内がでており、大体10分程度で登ることができます。

山頂は、筆者オススメその2(ビジターセンター途中の坂道)よりもさらに角度が付き、より高所から瀬戸大橋を見下ろすアングルです。

注意点は山頂の展望スペースが狭いこと。おおよそ大人4~5人程度のスペースしかありません。三脚使用不可の文言は無かったと記憶していますが、撮影の際は一般の観光客の方にも配慮した撮影を心がけましょう。

筆者オススメその4 東屋展望台

最後にオススメするスポットは東屋展望台です。現地の観光案内板では⑥のスポットです。ここでは、最も瀬戸大橋に接近して写真を撮ることができます。アングルとしても瀬戸大橋の橋脚の正面になるので、迫力のある写真を撮影できますよ。

ルートとしては第二展望台から15分程度鷲羽山山頂からであれば5分程度の距離です。道なりに進めば到着しますが、途中から道の舗装が無くなるので、本当にこの道で合っているのかと不安になります(笑)。道中は高低差もあるので、サンダルやヒールではなくスニーカー等が安全です

後ほど作例をお見せする夜景の撮影もおススメですが、道中に街灯などが無く、夜間はかなり暗くります。夜景撮影を考えられている方は懐中電灯などを持参しましょう

最後に山頂付近から東屋展望台までの簡単な写真案内を載せておきます。

【東屋ルート】山頂方向の道に入らず、直進します

 

下り坂。高低差に注意

 

ここから舗装が無くなります

 

途中にある"一本松の展望地点"よりさらに奥に進むと、東屋が見えてきます

 

到着!道中お疲れ様でした



 

筆者撮影の写真たち

ではそんな鷲羽山展望台で、どんな写真が撮れるのか。筆者が撮影した写真を見ていきましょう。

筆者オススメその1(レストハウス前の展望デッキ)で撮影した写真

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

夏の昼間に定番構図で撮影。夏は展望台崖下の緑がより深くなり、空の青とのコントラストが美しい季節です。

 

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

季節をひとつ前に返して、春。瀬戸大橋の写真ではありませんが、崖下の道路にも桜が咲き、春らしい光景が見られます。瀬戸大橋と絡めてもいいのですが、あえてこの部分だけをクローズアップして、爽やかな春の海辺を表現してみました。

 

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

マジックアワーの時間帯に長秒露光で撮影した1枚。様々な色に変化する空と、道路を走る車の光跡、そして海を行く船の光跡を1枚に収めることができる時間帯です。瀬戸大橋は夕日の見える時間帯に多くの人が集まりますが、実は夕日が沈んでしまった後も、素晴らしい光景を見せてくれるのです。

 

筆者オススメ1(レストハウス前の展望デッキ)からは3枚の写真を紹介しました。定番の構図ではありますが、季節や時間帯を変えれば様々な表情を見せてくれます。今回オススメしているスポットの中では一番駐車場から近く、最も人が集まるスポットです。

 

筆者オススメその2(ビジターセンター途中の坂道)で撮影した写真

Nikon D850 +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD

季節は秋。10月の終わりごろに撮影した1枚です。時間帯は17時ごろに撮影しています。紅葉した低木を前景に入れることで秋らしい雰囲気を演出してみました。

ここはオススメその1のスポットより少し角度が付くのと、対岸の香川県側を自然に画角に入れることができるので、秋以外でも瀬戸大橋をより広く写したいときにはこちらがオススメです。

 

筆者オススメその3(山頂)で撮影した写真

Nikon D300S + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

季節は冬。2月の終わりごろに撮影した写真です。時間帯は17時半ごろ。冬は湿度が低く、夕日の光が霞むことなく綺麗に写せるので、夕日を撮りたい方にはオススメの季節です。

 

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

また望遠レンズを使用することで、瀬戸大橋を部分的に切り取るのも面白いです。この写真ではモノクロにすることで、工場夜景のような瀬戸大橋を表現できました。

鷲羽山山頂は今までのスポットより瀬戸大橋に近づくことができ、角度もつくので定番構図よりも瀬戸大橋を主題として引き立たせやすいスポットです。背景とのバランスもとりながら、瀬戸大橋をより主題として写したいのであれば、こちらがオススメ。

 

筆者オススメその4(東屋展望台)で撮影した写真

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

東屋展望台は最も瀬戸大橋に接近できるスポットで、このように迫力ある瀬戸大橋を撮影することができます。瀬戸大橋を大迫力で撮影したい方はこちらがオススメです。今回は70mmの画角で少し引き気味に撮影しましたが、望遠で一部分だけを切り取っていくのも面白そうです。

また『筆者オススメその4 東屋展望台』の項目でも記述していますが、この付近は街灯が無く夜間はかなり暗くなります。筆者のように夜景撮影を考えられている方は懐中電灯等を持参して撮影に臨まれることを強く推奨します

 

アクセス

最後にアクセス情報です。鷲羽山展望台は、乗用車を366台駐車可能な無料駐車場がありますので、お車でお越しの方は駐車場に困ることは無いと思います。駐車場から一番近い第二展望台までは、急な階段と2~3分程度の坂道があるので、身体の不自由な方や高齢の方などは車で展望台の直近まで登ることができます。

www.okayama-kanko.jp

 

公共交通機関を利用される方は最寄りのJR児島駅からバスが出ています。詳しくは上のリンクよりご確認ください。

 

また夜景撮影を考えている方は、小型車用駐車場が18時に閉門するのでご注意ください。バス用の駐車場は閉門しないので、私はそちらに駐車しています。自家用車も停められるスペースがあるので問題はないと思いますが、不適切であればこの記述は削除します。

小型車用駐車場

バス用駐車場

まとめ

いかがでしたでしょうか。拙い記事ではありましたが、この記事を通して鷲羽山展望台と瀬戸大橋の魅力が少しでも皆様に伝われば幸いです。岡山県にお越しの際は、ぜひぜひ鷲羽山展望台も観光地の一つとして検討してみてください。

それでは、また次回の記事で。